2019-02-14
2022/12/05
リアルカーボンシートをGR86のルーフ・アンテナ・サイドミラーにラッピング
今回はGR86のルーフ・アンテナ・サイドミラーに
エイブリィデニソンのMPI1105にリアルカーボンの模様をプリントしたグロスタイプのシートを施工しました。
アンテナとサイドミラーは局面が多く、カーボンの模様が歪んでしまうなど比較的難しい作業ですが、慎重かつ丁寧に作業を行い無事綺麗に仕上がりました。
まずは樹脂パーツとアンテナを取り外します。施工する車体に傷がつかないようにする為と施工作業をしやすくするためです。また写真にありませんがマスキングをして傷防止と施工面の境を確認できるようにするためです。
やり直しがないように予めカーボンのシートに傷や汚れがないことを確認しています。
シートに異常がないことを確認したらルーフにあてて貼り付ける位置を確認します。
模様のあるラッピングの難しいところは、印刷されている模様が綺麗に見えるようにするところです。
一見簡単に見えますが、ミリ単位でもズレが無いよう正確な位置で貼り付けることは大変むずかしい作業です。
また引き伸ばしながら貼り付けるのでカーボンの目がズレたり伸びてしまったりしないようにする点も難しいところです。
工夫している点はシートを貼る前に少し霧吹きで水を吹きかけ濡らしているところです。
これを行う理由は、シートを貼ったとき気泡が見やすくなることと、圧着具合を目視しやすくなるからです。
確実に作業を進めていく最善の方法を考えて進めていきます。
またカーボン柄はルーフ・アンテナ・サイドミラーの3箇所全て同じ方向に模様が流れるようにしており、見た目の違和感が出ないようにしています。
サイドミラーは3次曲面で模様をきれいに見えるようにするのが難しいパーツです。
正確な位置が決まるまで調整を続けベストな位置を決めます。
ヒートガンで温め引き伸ばしを後々剥がれてこないように「ポストヒーティング」という作業を行います。
シートは温めすぎると溶けてしまったり歪んでしまうので、レーザーの温度計で常に確認しながら作業していきます。
余分な箇所を切除した後は丁寧に内側へ織り込んでいきます。
アンテナは3面にパートを分け、調整を繰り返しシートを貼っていきます。
シートを隙間に織り込む箇所がある場合は特に注意が必要です。
余分なシートをカッターで切る際には本体に傷がつかないように一層注意します。
施工が完了しましたので、施工前の画像から比較して見ます
いかがでしょうか。真っ白な車体からカーボンの模様をあしらい引き締まりスポーティになりました!
各パーツの仕上がりもよくキワも丁寧に仕上がりました。
気になる方は是非お問い合わせください。
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